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染め

2016年10月18日 (火)

﨟纈(ロウケチ)染め

﨟纈(ロウケチ)とは、古く奈良時代にインドから中国を経て伝来した染色技法の一つだそうです。
その纈染の第一人者 松田徳通先生の展示会に先日行ってきました。
私の知っている、いわゆるロウケツ染めは、布に乗せたロウにヒビを入れて染料に浸けると、割れたヒビの間に染料が染み込んで模様ができるというもの。
昔、藍染めでしたことがあるのですが、今回拝見した﨟纈染めは私が思っていたロウケツ染めとは全く違ったものでした。

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松田先生は、ご自分でブレンドしたロウを付けた筆で着物地にすいすい描かれます。
色を残したいところにロウを塗って染め、またロウを塗っては違う色を染め、それを10回繰り返して最後に染めた色が地色になるのだそう・・・
どれだけ手がかかっているんだろうと感心するばかりでした。
着物だけを見るとこれがロウで描かれたもの?って思います。
色々お話を聞くことが出来て、こういう染めもあるんだといい勉強になりました

2016年8月28日 (日)

藍の生葉染め

今日こそは藍の生葉染めをしようと決めていたのですが、朝起きると曇ってる・・・
どうしようとお昼前まで迷っていたら、日が差してきたので決行しました。

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摘んだ藍は葉っぱの部分だけ使うので、葉っぱを切り取る作業から。
葉っぱの量は、約400g。
それをミキサーにかけて、染液を作ります。
一度には無理なので少しづつミキサーにかけると、青汁に・・・
ネットに移して、液をこすと染液の出来上がり。

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染める物は、白い毛糸、以前ススキで染めた薄い黄色の毛糸、白い羊毛とこれも以前生葉で染めたスカーフ。
黄色の毛糸を選んだのは、緑にしたかったから・・・
草木染めは黄色に染まるものが多く、緑を出すには黄色に染めた後藍を掛けて緑にすることが多いです。
以前染めたスカーフは、薄い水色にしか染まらなかったので、染め直しです。

P1040734染液の中で十分浸透させたら、絞って空気に触れさせるとみるみる緑色が青に変化していきます。
この色の変化は染めた者だけに分かる醍醐味ですね。
よくすすいだ後、オキシドール液に浸けて、色止めをして出来上がり。
今のこの時期にしかできない藍の生葉染め。
染液の濃度を濃くしたので、しっかりした色に染まりました。

藍の生葉染めなんて藍染めじゃないとおっしゃる方もいるようですが、販売するわけではないので、手軽にできる藍の生葉染めは純粋に染めることを楽しむにはいいと思います。

2016年7月17日 (日)

桜染め

P1040549岡山県北の美咲町にあるアーツ&クラフツビレッジで、午前は桜染めをさせて頂き、午後はヒンメリの講習をしてきまた。

自分ではなかなかピンクに染まらない桜染め。
桜のおがくずを煮出して染液を作って下さっていたので、2番液と一晩おいた1番液を使って、思い思いに染めました。
私が染めたのは、綿の布とストール、オーガニックコットンの糸。

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素材、染液の状態、染める時間によって、みんなそれぞれのピンクに・・・
布を引き上げる度に「わ~綺麗!」って歓声が・・・幸せな時間。

ランチは、手作りのラザニア、ヤギの乳を使ったチーズ、お庭で採れたトマトなど、どれも美味しく頂きました。
フレッシュな桃のジュースも美味しかったです。

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午後からのヒンメリの講習は、ひぐらしが鳴く葡萄棚の下で。
ヒーリング効果抜群の時間でした。
岡山産の麦をカットするところから始めて、皆さん楽しみながら作って下さいました。
私は頭の中で英単語を探しながら(笑)

穏やかに流れる時間の中で、貴重な、そして楽しい一日でした。

2016年6月22日 (水)

べんがら染め

べんがら染めを教えてもらいました。
べんがら染めは、火も使わないし、時間もかからない、色落ちもあまりないと、いいこと尽くしの染めです。
以前教えて頂いたのに、すぐ復習しないとだめですね。
いざしようとすると、???と不安だらけ・・・
今回ちゃんと頭に入れました(笑)

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ストールは、これからの夏向きに寒色系で染めてみました。
折り方は色々あるそうですが、今回は正三角形に折りたたんで、それぞれの頂点を染液の中に入れて、もみ込んでいきます。
三つの頂点の色は、藍と黄色とグレー。
グレーを勧められたので、グレーを使ってみたら、これがいい感じでした。
自分では絶対に使わないだろうなっていう色です。

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残った染液で糸を染めてもいいよと言われ、手紡ぎの糸は暖色系でグラデーションにそめてみました。
残った液が無駄なく使えるそうです。エコですね~

ウールも大丈夫だと聞いたので、今度はウールを染めてみようと思いますwink

2016年6月 7日 (火)

ヨモギで染める

雨の後の土が柔らかいうちが雑草を取るいいタイミングです。
裏庭のヨモギも、いつの間にか背丈が伸びていたので引き抜きました。
でも、生命力旺盛な今のヨモギを捨ててしまうのは勿体ないなあ~と思い、急きょ染めることに・・・

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素材は羊毛と毛糸とシルクオーガンジー。...
久々の染めです。
ヨモギを煮出していると、薬草の香りが・・・
ヨモギの香りって、私は嫌いじゃないなあ~

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染液の中で徐々に温度を上げながら40分。
引き上げた時には、まだ薄い色です。

媒染すると、一気に色が入り、シルクオーガンジーはまるで美味しそうな昆布に見えて、一人で笑ってしまいました。

P1040446染め上がった羊毛は枝豆のような優しい色、毛糸は黄色がかったモスグリーン、オーガンジーは茶色がかったグリーン(羊毛のきれいな色が写真では出ないのが残念!)
さて、自然から頂いた色を生かして、何を作ろうかな?

2015年10月17日 (土)

ソリを塗る

今日は朝から、作品展のチラシを持ってあちこち回りました。

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午後はお人形の仕上げをする予定だったのだけど、あまりにいいお天気なので、ソリに柿渋を塗りました。
ソリと言っても、作品展用に以前作ったお人形が乗るソリなので小さいものです。
1回塗って乾かし、様子を見ます。
お天気がいいのですぐに乾いてくれます。

斑なく塗るのは難しいですね。
ボンドが付いていて色が入らない所があり、サンドペーパーで擦って塗り直しました。
作っている時は塗ることなど考えていなかったのですが、こういうことも考えて作らないといけないんだなと反省でした。
あまり濃くしてもと思い、2回塗って終了。

P1030678と思ったけど、せっかく柿渋があるのだからと私の悪い癖が・・・
以前作ったお人形用のベンチもついでに塗っておこう・・・
そうそうお友達に頂いた和紙があったからこれもついでに・・・

配達に来た宅急便のお兄さんが、物珍しげに見ていってくれました。
この柿渋、ペレのお仲間が買ってくださったのだけど、無臭なので助かりました。
時間があれば一閑張りを作りたいんだけどな~
まだまだ柿渋残っているし・・・・happy01

2015年5月 7日 (木)

毛糸を染める

久しぶりの染め。
秋の作品展に向けて、お人形用の髪の毛に使う毛糸を染めました。
作品展に出すお人形の髪は、何故か昔から自分で染めると決めていて・・・

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ウールを染めるのには時間がかかります。
1時間煮出して染液を作り、煮立った染液が40℃ぐらいになるまで冷まします。
染めるウールを入れて、徐々に温度を上げ、90℃にキープして1時間煮ます。
染液が室温になるまで、そのまま浸しておきます。
その後、媒染液につけて20分位煮ます。
色がしっかりついたら、ぬるま湯で洗います。

P1030288ウールは熱い染液に漬けるとフェルト化してしまうので、とにかく待つ時間が長い・・・
でもず~っとそばに付いていなくてもいいので、染液を冷ましている間は他の用事が出来ます。
今回は毛糸を200g染めたんだけど、も少し濃い色が欲しいと思い、半分は鉄媒染に。

乾かしてみると、まあまあかな~と言う感じ。
ほんとはもう少し深い茶色が欲しかったんだけどなあ~
納得していない自分がいます。
思うような色を出すのは、なかなか難しい・・・coldsweats01
どんな色に出会うか、これが草木染の楽しさでもあり、難しさでもあるんですよね。

2014年6月20日 (金)

藍の生葉染め

P1020554先日の教室で生徒さんから、藍の生葉をたくさん頂きました。
今年は藍を育てていないので、生葉染めは出来ないな〜と思っていたのですが、思わぬ機会に恵まれました。
でも、思っていた以上の量でびっくりeye
我が家のプランターではこんなに収穫できません。
それも間引いた藍だそう・・・

早速染める布を探しました。
藍はタンパク質に反応するので、綿や麻はソーダ灰などがないとうまく染まりません。
なので、シルクのスカーフとウールの毛糸、プラス、以前母から貰った色の褪せた帯揚げをチョイス。
まだまだ・・・
以前、刈安だったかで染めた黄色のスカーフも染め直すことにしました。
かなり黄色が濃くて使いにくい色だったので、これに藍をかけるときれいなグリーンになるかなと思って・・・

P1020567早速、ミキサーに葉っぱを入れて、青汁状態に。
葉っぱが多いので3度に分けて、ミキサーにかけました。
手早くしないと色素が薄くなるので焦りながら、その青汁をネットでこして、染液を作りました。
その中に湿らせたスカーフなどを入れて、むらにならないよう手で広げながら漬け込みます。
30分ぐらい置いて染液から引き上げると、みるみる緑のスカーフがきれいな青に・・・・
5%のオキシドール液で処理して、乾かしました。

P1020569全部引き上げた液は、まだかなり濃い緑。
でももう駄目だろうな・・・と思いながらも、あきらめきれずもう1枚スカーフを投入。
それが一番左のスカーフです。
やっぱり薄い水色に染まりました。
黄色のスカーフもきれいな緑、緑と言っても緑と黄緑の間の緑に染まりました。

火を使わなくても染められる藍の生葉染めなのに、けっこう汗をかきかきの作業でした。
でも風に揺れる藍のスカーフを見ると、思わずにんまりしてしまう私でしたhappy01

2013年9月16日 (月)

虹染め

朝から台風のニュースばかりで、その被害の大きさに驚いています。
岡山も余波で風がかなりきつかったです。

今日は、久しぶりに羊毛を虹染めにしました。
この羊毛は、11月にある作品展のワークショップに使う予定です。

P1010965アナンダで販売しているのは3原色だけなんですが、スウェーデンひつじの詩舎のキットには紫も入っているので、今回は赤、黄、青の三原色に紫を加えた4色で染めました。


P1010967パステル系の淡い色にしたかったので、ちょっと薄めの染液を3回に分けて使いました。
お鍋の中に羊毛を入れて、4色の染液を4か所に静かに流し込みます。
重なった所の色が混ざって、緑、オレンジ、ピンク・・・微妙な色に変化していきます。
色の重なり具合は毎回出来上がりが違うので、ちょっと緊張するところです。
でもどんな色ができるかなあ~と染め上がりを待つ時間は楽しいです。

P1010970フェルト化しないよう火に気を付けながら、染液が羊毛にしっかり入り、透明な色になったら染め上がりです。
自然に冷まして、ぬるま湯ですすいで、脱水機にかけて乾かします。

どうしてもお鍋の底にあった羊毛は色が濃くなるのですが、それでも許容範囲かな?
竿にかけて干した羊毛を眺めると、そのグラデーションの色合いにうっとりlovely
まあまあの希望通りの色に染まったようです。
草木染とはまた違った楽しい染めです。

2012年10月24日 (水)

栗で染める

P1010368 今年もあちこちから栗を頂き、美味しく頂きました。
その栗の皮を煮出して、毛糸とシルクのスカーフを染めてみました。

以前染めた時はベージュに染まったのですが、草木染めの作品展を見に行った時に、栗で染めた小豆色を少し薄くしたような色のスカーフがあって、どうやってこの赤みを出したのか聞いたところ、「栗を煮る時に重層を入れて、その液で染めたんだけど・・・・」と教えていただきました。

P1010371 せっかく染めるんなら今度は、あんなピンクに染めてみたいと重層を入れてやってみました。
1液を取ってすぐ染めたのが、左の見本です。
まだベージュです。
2液を混ぜて、3日置いて染めたのが右の見本です。
栗皮のタンニンにアルカリの作用がどう出たのか、化学が苦手な私はよく分からないのですが、枇杷の時もそうだったけれど煮出してすぐより、少し日にちを置いた方が赤みが出るようです。

しっかり確認して、スカーフと毛糸、それとお人形の髪の毛用の毛糸もお鍋に入れました。
お人形の髪の毛用の毛糸は、鉄媒染でグレーにしようと思って・・・
先日ココア色の肌のウォルドルフ人形のキットを2つ頼んだのですが、どちらも同じ濃い茶色(たぶん原毛)が入っていたので、女の子の方の髪の色を変えてみることにしました。
P1010363 P1010366
ピンクに染まった毛糸を媒染液に入れると、みるみるグレーに変わっていきます。
この化学変化は見ていて楽しいです。
こちらも媒染の濃度を見ながら、ちょうどいいグレーになりました。
時間がかかったけれど、思ったような色が出て良かったですhappy01
まだ染められそうなので今、白のメリノを入れて温度を上げています。
これもいい色を頂けるといいなあ~
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